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バラバラになった炭消し(茶道具)

  • 執筆者の写真: 北川 工房
    北川 工房
  • 2017年6月25日
  • 読了時間: 1分

今回は茶道具の修理をすることになりました。木枠の上に乗る陶製の炭消し本体の重量と取っ手の竹の張力と経年の使用による劣化で木のタボ(木製の釘)と膠(接着剤)による接合部が破損していました。本来の小さな木釘と膠で修復したかったのですが、強度面の不安があるので長い目の竹釘とエポキシ接着剤で修理を行いました。竹の張力が強く苦労しましたが、何とか元の姿におさまりました。また十数年は使用に耐えると思います。

棚や机、風炉先など、茶の湯の道具は華奢で繊細なものが多く、いつも修理には細心の注意が要求され難しい面もあるのですが、技術的なことや芸術的なことなどいろいろと教えられることが多くやりがいがあります。

 
 
 

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